有料会員限定

東芝が開発を続ける「量子技術」は開花するのか 暗号通信を守る領域を念頭に事業進出もくろむ

✎ 1〜 ✎ 8 ✎ 9 ✎ 10 ✎ 最新
拡大
縮小

量子ビジネスが本格的に花開くのは10〜20年後と想定される。量子産業が今後どのように生まれ発展していくかも未知数だ。

東芝グループ経営方針の資料
東芝グループの経営方針でも量子技術の強化をアピールしている(編集部撮影)

特集「東芝の末路」の他の記事を読む

「巨大なマーケットが生まれる量子の領域で、リーディングカンパニーになりたい」。東芝の新経営方針で、島田太郎社長が成長の柱としたデータビジネスと並び、注力していくとしたのが量子技術だ。

関連記事
トピックボードAD
連載一覧
連載一覧はこちら
トレンドライブラリーAD
人気の動画
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
特集インデックス
東芝の末路
4陣営が残り、産業革新投資機構が有利とされるが
野心あふれる島田社長のビジョンは実現するか
経営の混乱には「もう慣れている」との声も
なぜ「非公開化」という選択肢が浮上したのか
混乱の始まりは5年前に行ったファイナンスだった
2021年に続き2年連続で後味の悪さが残る総会に
スポンサーはどんな「そろばん勘定」なのか
暗号通信を守る領域を念頭に事業進出もくろむ
各事業の成長性を「優」「良」「可」「不可」で採点
買収された先で安定した利益成長を続ける事例も
島田太郎社長「あとは株主の選択を待つ」
期待を寄せる新卒者採用にも異常の兆しがある
実は日立の平均年収に東芝が追いついてきた
多くの社員が「株高」の恩恵を受けている可能性も
日立と時価総額では約4兆円もの差がついている
東芝の非公開化に立ちはだかる「資金集め」の壁
銀行団は東芝社長の「島田ビジョン」に懐疑的
東芝の再建がじわり前進、一難去ってまた一難
非公開化に向けて銀行団の融資承認が下りたが
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT
有料法人プランのご案内