自己肯定感が低い人に伝えたい、心が楽になる秘策 「いいね」を押すノリで自分を認める癖をつける
自己肯定感が低いと、人間関係にさまざまな影響をもたらします。「自分は好かれている」「自分は重要である」「自分は有能である」、この3つが脅かされると、心が傷ついたり、自己保身に走って承認欲求が強くなったり、攻撃的になったりして、人間関係に波風を立てるような行動をとってしまうそうです。
人からどう思われているかが気になって、他人の評価に深く傷ついてしまう人や、自分にも人にも完璧を求めすぎて、ちょっとしたミスが許せなくなる人もいます。どんなにいい結果が出ても満足できなくなれば、いつまでたっても報われないし、周りからの風当たりも強くなるでしょう。
また、「自分が優れている」と思いたいがために他人を批判して、自分のほうが優位だと感じることで自信を持とうとする人もいます。昨今の誹謗中傷などはそういったことも原因かもしれません。
逆に自分を否定しすぎて、人のために尽くせば認めてもらえると自分を犠牲にする人や、いつも自分は被害者だと悩みを抱え込んでしまう人もいます。恋人や上司に逆らえない、尽くしすぎてしまうという人はこのタイプかもしれません。
そして、そういった問題のすべてから逃げることで自分を守ろうとする人もいます。でも、逃げてばかりいては、いつまでたっても解決しません。
自己肯定感が低いときは「他人」が対象になっている
自己肯定感を高めるためには、自分を認めて受け入れていく必要があります。よく「もっと自分を大切にして」という言葉を聞きますが、まさにそのとおりです。自分を大切にして、自分の価値を認めて、自分を信じることで、自己肯定感は少しずつ上がっていきます。
私は、自己肯定感が低いときって、他人にばかりとんでもない力を与えていると思うんです。他人に認められれば、他人を蹴落とせば、他人の役にたてば、他人に尽くせば、他人から逃げれば。その他人が本当に認めざるをえないような、尊敬する人や実力がある人ならいいのですが、自己肯定感が低いときは、あらゆる他人が対象になっている気がします。
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