「心を壊してしまう人」がはまる3つの危険パターン 元自衛官「訓練でもメンタルだけは強くならない」

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極限状態に置かれると、人は人格が変わってしまうと語るぱやぱやくん(画像:ぱやぱやくんTwitterより)

訓練では灼熱の太陽の下に長時間おかれたり、大雨の中で泥まみれになることも。ほとんど水は飲めず、風呂も入れず、不眠不休の状態で行うような訓練がいくつもあった。

そうした極限状態に追い込まれると、普段穏やかで思いやりがある人でも人格が変わるとぱやぱやくんは言う。

勝手に水を飲んでしまう人。突然ご飯を食べ始める人。重い器材の運搬を誰かに押し付ける人。山の中なのに、「もう僕はダメだから辞めます!」と帰ろうとする人──。

想像を絶する試練を乗り越えながら、自衛官としての自覚を身に付けていくのだそうだ。

心が強い人はもともと?それとも?

しかし、ここで気になることが。自衛官の面々は、過酷な訓練を乗り越えたから強くなったのだろうか。それとも、防衛大学や自衛隊に入った時点でそもそも強かったのだろうか。

「両方のタイプがいます。もともと強い人は、強豪校の高校球児や空手で全国大会出場する経歴を持つような、体育会系出身の人たちに多い。彼らは自衛隊に入って来た時点で身体能力が高く、はたから見ても規格外だと感じました。

一方、そこまでの身体能力が高くない人たちもたくさんいます。一般企業で働いていた人、元暴走族やフリーターなど多種多様でした」

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