「心を壊してしまう人」がはまる3つの危険パターン 元自衛官「訓練でもメンタルだけは強くならない」
また、自衛隊に入った動機も千差万別。「国を守るために!」「体力を生かして人の役に立ちたい」と意気込む人から、「彼女に振られたから強くなりたい!」「何となく面白そうだから」「本当は旧帝国大学に合格できるほどの実力があるけど、実家の家計が苦しいからきた」などさまざま。
そんな中でも、自衛隊でうまくやっていた人は、「国のために……!」という人より、「何となく面白そうだから」と入って来た人たちのほうが多かった。
彼らは、厳しい訓練や規律があっても、「へ~、面白い!」と柔軟。「自分はこうだ!」といった考えの固さがなく、最適解を状況によって変えられる人でもあるという。
一方、「弱い自分を変えたくて自衛隊に入隊した」という人は、自分はダメというところからスタートしているので、自分で自分を追い込む傾向にあった。
人を壊してしまう環境や考え方3つ
幹部自衛官としてエリートコースを歩んでいたぱやぱやくん。「メンタルはそんなに強くならなかった」とハッキリ語るが、どんな人が厳しい環境の中でもたくましく生き残っていたのか。一方、心や体を壊してしまった人や環境とはどんなものなのか。
「同僚になめられたから強くあらねば」「仕事がうまくいかないけど、もっと気持ちを強く持たねば」自分を鼓舞して奮起することはあるだろう。しかし、「強くあらねば」の前には否定の言葉が入り、自分で自分を追いつめてしまいがちだ。
「たとえば、毎日14時間以上弱音も吐かずに働き続けながら、上司から怒られて、同僚ともうまくいかない。心が折れて集中力を欠き、ミスが増える。焦りやプレッシャーを感じながら、それでも強くあらねばと思うのは、かなり精神的にきついと思うんです。
できない自分を責めた揚げ句、結果的にうつや適応障害になった人。昨日までニコニコと働いていたのに、突然職場に来なくなった人もいました」
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