お菓子屋さんで日々「腹や腰を麺棒で叩く」暴力
――本日はよろしくお願いします。答えるのがつらい質問のときには、例えば「スキップ」などと言ってもらえればすぐ別の話題に切り替えますのでおっしゃってください。
ありがとうございます。そうさせてもらうかもしれません。
――では、簡単に経歴を教えてください。
私は製菓の専門学校を卒業後、22歳からパティシエール(※パティシエの女性名詞形)として働いています。パワハラを受けたのは、最初の勤め先のオーナーからでした。
彼はもともと、学生時代の私の修行先のお店の常連さんで、私が専門学校を出るタイミングでちょうど彼がパティスリーを開業することになり、オープニングスタッフとして声をかけられて就職したんです。
――つまり、最初から雇い主と労働者という関係性だったわけではないんですね。


















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