集中力が低い人は「3つの雑念」に邪魔されている 集中力が高い時に仕事をするクセをつけよう

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つまり、集中力の波に乗るのが、仕事のパフォーマンスを上げるコツです。私はそれを「脳リズムサーフィン仕事術」と呼んでいます。リズムに逆らわずに、その波に上手く乗りましょう。

ただし、注意点があります。それを以下で説明いたします。

集中力の敵は、雑念です。雑念を取り除けば自然と集中力は高まりますし、「雑念が排除された状態を、集中した状態」と定義することもできます。集中力がいったん途切れると、元に戻るまでに15分かかると言われています。1日3回集中が途切れると、45分の時間的損失となるのです。あなたの集中力を邪魔する雑念を取り払うことで、ロスを減らすことができます。

雑念を排除する方法を、3つに分けてお伝えします。

「物」を探すのに集中力が途切れる

雑念を起こす1つの要因に「物」があります。

「ホチキス、どこへ行ったかな?」
「あのデータ、どこに保存したかな?」
「あっそうだ。この請求書、まだ支払いしていなかった」

例えば、探し物。デスク周りやオフィスが散らかっていると、いちいち探さないといけませんよね。その瞬間に集中力の糸が途切れ、高まっていた集中力がゼロに戻ってしまうのです。これはパソコン作業でも同様。デスクトップが散らかっていたり、ファイルがあちこちに保存されていたりすると、探すという途切れが発生してしまうのです。

この対処法は、「置く場所を決めておく」ということです。ホチキスとセロハンテープは引き出しの右手奥、パソコン内のデータは内容が一瞬でわかるファイル名で分類されたフォルダに保存する、といった具合に。

また、散らかりからも雑念が発生します。読みかけの本があれば続きが気になり、請求書があれば支払い処理が気になります。こちらは、余計な物を置かないということで解決可能。つまり、机の上も、パソコンの中も、徹底的に整理整頓して、常にきれいにしておきましょう。

雑念の要因に「思考」もあります。

「そうだ、Aさんにメールの返信をしないと」
「そういえば、今日中に出さないといけない書類があった」
「今日のランチは何にしようかな」

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