有料会員限定

「気候変動リスク」をどう開示していけばよいのか 取引先や金融機関が情報開示を要求する動き

✎ 1〜 ✎ 17 ✎ 18 ✎ 19 ✎ 20
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

有料会員限定記事の印刷ページの表示は、有料会員登録が必要です。

はこちら

はこちら

縮小

ESGの中でも気候変動は格別な扱いをされている分野。産業界においては、取引先や金融機関から関連情報の開示を求められることが多くなっている。

雨が降りそうで傘をさす男性
(写真:Sergey Nivens / PIXTA)

特集「ニッポンのSDGs & ESG」の他の記事を読む

ESGの中でも気候変動は格別な扱いをされている分野だ。理由は大きく3つある。

まず20年以上も前からあるテーマのため世の中の関心が高いこと。次に、温室効果ガス排出量算出に関する統一ルールが国際的に確立しており、データ整備がしやすいこと。

そして、気候変動は、大小はあれど、あらゆる産業に影響を与えるため、経済界全体での動きとなっていることだ。そのため、ESGについての関心が高まると、それと比例して気候変動への関心も高まるという傾向がある。

変わる開示制度

次ページ日本は1000社が賛同
関連記事
トピックボードAD