社会貢献活動を積極的に活動を行う企業が増加している。社会貢献活動に最もお金を出しているのはあの企業だった。
SDGs(持続可能な開発目標)への貢献は「本業を通して行っていく」と語る経営者は多い。だが、多くの企業は本業の活動だけで17の目標を達成することは難しい。社会貢献的な取り組みをしないと解決できない課題も多数ある。
企業が社会貢献的な活動を推進することは簡単ではない。ネットワークやノウハウがないことも多く、成果も見えにくい。しかし、こうした事業に取り組むことで、従業員の社会課題への経験値は増し、社内全体の意識向上につながる効果が期待できる。
社会貢献活動から新たなビジネスも
さらにSDGsというグローバル基準の登場で、自社が貢献すべき課題は選びやすくなった。そして、社会貢献活動を将来の事業拡大につながる研究開発の1つとして考える向きも出てきている。
かつて日本経済団体連合会(経団連)が提唱した1%(ワンパーセント)クラブは、「経常利益(法人)や可処分所得(個人)の1%以上を目安に社会貢献活動に支出しよう」というものだった。一定の利益を社会貢献に使うことをあらかじめ決めておけば、社会課題解決の新たな挑戦にも取り組みやすくなる。そうした中からSDGs時代にふさわしい新たな本業が生まれてくる可能性も高い。
ここではそうした、社会貢献活動へ多く支出している企業をランキング形式で紹介していきたい。金額は寄付金のほか、社会貢献を目的とした各種事業の支出額も含む。
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