栗山千明「独立」して変わった仕事への向き合い方 「ちゃんとしなきゃをやめて起きたこと」とは?
初対面の人に囲まれる場で緊張するのは、誰にとってもごく自然なこと。でも実は、緊張というのは気質の部分だけでなく、環境によるところも大きい。
栗山さん:自分が緊張しないですむ環境を自分でつくることで、能力を発揮しやすくなります。
だから私は、チームでいい仕事をするために、一緒に働く人と打ち解けることをとても大事にしているんです。
だから私は、チームでいい仕事をするために、一緒に働く人と打ち解けることをとても大事にしているんです。
キャリアを重ね、現場に行けば年下スタッフやキャストも増えた。そんな中で栗山さんが意識するのは、ラフに意見交換ができる空気をつくることだ。
栗山さん:キャリアもだいぶ長くなりましたが、私は強いリーダーシップを発揮するタイプではなくて。主演を務めさせていただくときも、本当に頼りない座長だと思います。
ただその分、周囲の人にオープンマインドで接することで、みんなが頼りない私を助けようとしてくれるんですよね。
結果的にそれが、意見交換しやすいラフな現場づくりにつながっているのかなと思います。
ただその分、周囲の人にオープンマインドで接することで、みんなが頼りない私を助けようとしてくれるんですよね。
結果的にそれが、意見交換しやすいラフな現場づくりにつながっているのかなと思います。
「栗山千明に頼んでよかった」と思われる仕事がしたい
5歳で芸能界入りをし、1999年、映画『死国』で俳優デビュー。『バトル・ロワイアル』『キル・ビル Vol.1』など10代の頃から唯一無二の存在感を放ってきた。
2020年、30年間所属していた事務所から独立し、キャリアも新しいフェーズへ。環境が変わったことで、仕事への向き合い方にも変化が生まれた。
栗山さん:独立したことで、今まで事務所の方たちが陰ながらいろんなことをやってくださっていたんだなと実感できました。
おかげで、自分を支えてくれる人たちへの感謝の気持ちが一層深まりましたし、一つ一つのお仕事に参加する上での意識も高まった気がします。
おかげで、自分を支えてくれる人たちへの感謝の気持ちが一層深まりましたし、一つ一つのお仕事に参加する上での意識も高まった気がします。
さらに、仕事ができることのありがたみもよりいっそう痛感しているという。
栗山さん:例えばですけど、以前ご一緒した方からまたオファーをいただけると、少なからず前回の私の仕事を認めてくださったのかなという気持ちになってうれしくなる。
そういう感覚は、独立してから強く感じるようになりましたね。
だからこそ、作品に参加させていただくときも、私でよかったと思っていただける仕事がしたいし、私だからできるものをちゃんと見せたいなと思っています。
そういう感覚は、独立してから強く感じるようになりましたね。
だからこそ、作品に参加させていただくときも、私でよかったと思っていただける仕事がしたいし、私だからできるものをちゃんと見せたいなと思っています。
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