30歳過ぎた娘にひな人形…微妙な親子関係 独身の子と親の"ほどよい関係"とは
最後に、親側にも話を聞いた。
孫がいないのに「おばあちゃん」と呼ばれるようになった前出の母親は、地域に伝わるこんな言葉を引いて教えてくれた。
「子におぶわれるようになっても、子に足元気をつけろって言うのが親なんだ」
たとえ自分が子どもに面倒を見られる立場になったとしても、子どものことはいつまでも気がかりなのだという。
話を聞いた誰もが、「普段は口には出さない」と言いながらも、互いへの愛情をにじませていたのが印象的だった。親子の関係に正解などない。だからこそ、納得できる関係性を探す努力を惜しまないようにしたい。
将来の話がしにくければ、過去のエピソードを振り返るところから
時間はたっぷりある
家族の話は子が中心になりがち。対等になって、親の人生のこと、考えたことある?
子を自分の「存在意義」にしてしまうのは危険。パラサイトの原因にも
自立した個人として支え合う
(編集部:高橋有紀)
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