就活生が体験した「好印象な面接」と「残念な面接」 採用する側も問われる「社会人としての適性」

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面接の目的は、学生を理解し、自社との適性を測ることにある。そのためには、学生が自分自身の情報を発信しやすい雰囲気にする必要がある。基本は「学生を知ろうとする面接」「話しやすい、聞いてくれる面接」だ。

アイスブレイクはとても効果がある。「毎回の面接の開始15分間でフィードバックとアイスブレイクをしてくれて、こちらも自分らしさを出して面接することができた」「最初に和やかな雰囲気でアイスブレイクをしてくれて、非常に話しやすい雰囲気づくりができる」と好意的な声が多い。

重要なのは表情だ。企業側はエントリーシート(ES)などの情報を持っているが、学生は相手を知らない。だから表情で反応を知ろうとする。いろいろな表情があるが、柔和で優しくわかりやすい表情が基本だ。

「表情が読み取りやすい」

「優しく、自分の言ったことに対しての反応がよかった」

笑顔は相手への「好意」を意味し、面接では「評価」を学生に伝えることになる。

「相づち入れて話を聞いてくれる。話した内容をまとめてくれる。笑顔がある」

「程よく笑いがあり、お互いに共感することが何回かあった」

「うなずき」「相づち」に好感

会話の内容では「深掘り」がキーワードだ。通り一遍の応答にとどまらず、さらに深く問いかけ、学生の本質を理解しようとするのが深掘りだ。

「話した内容を深掘りしてくれる。自分のことを知ろうとしていると感じられる」

「私と会話をしながら深掘りをしてくれる」

学生の話を理解したことを伝える動作が、「うなずき」と「相づち」だ。

「こっちが話している時、相づちを打ってくれたりうなずいたりしてくれる」

「うなずいて聞いてくれる。硬い感じではなく、プライベートの雑談もできる」

「会話のように質問と答えが続き、その質問の会話の中での織り込み方が上手だった」

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