竹中平蔵がひろゆきに答える「私が嫌われる理由」 「人の目を気にして生きるのは本当につまらない」
日本一嫌われた経済学者・竹中平蔵。
現在パソナグループ会長を務める竹中氏は、〈派遣労働〉の象徴的な存在としては、多くの国民から嫌悪されています。
そんな竹中平蔵が嫌われる理由と背景を、今や日本を代表するインフルエンサーの一人である「2ちゃんねる(現5ちゃんねる)」設立者・ひろゆきさんが徹底追及する、最新刊『ひろゆきと考える 竹中平蔵はなぜ嫌われるのか?』。今回はその中から、竹中氏が自身の嫌われる理由を自己分析している箇所を、一部抜粋してお届けします。
竹中平蔵が大衆から嫌われる理由
ひろゆき:竹中さんが大衆から嫌われる原因があるとしたら、それはどういうところにあると自己分析してますか?
竹中 平蔵(以下、竹中):2つ要因があると思います。1つは、土建会社や農業の既得権益を持っている人たちに、私は徹底的に嫌われています。「このクソ野郎」って思っている人は大勢いますよ。その人たちは意識的にキャンペーンを張ります。そのときに、実は官僚も片棒を担ぐんですよ。
いろいろな夕刊紙や雑誌に私を悪く言う情報が出るでしょ。あれね、役所が情報をリークしているケースがすごく多いんですよ。要するに役人にしても既得権益を守る側だから、私をつぶしたいわけですよね。
それにね、そういう私に対する悪口って、まず面白いんですよ。面白くてわかりやすい。小泉と竹中が諸悪の根源、あいつらが弱者を切り捨てたってレッテルを貼るとわかりやすいじゃないですか。何度こちらが説明したって、聞いてくれないんですよ、そういう事実は。そういうことが嫌われる要因の1つだと私は思っています。
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