「投資をする親子」としない親子の決定的な差 「未成年口座」で「格差」はますます開いていく
投資をしていない大人が教えられる?
2022年4月から、高校の家庭科の授業内容が変わりました。今までも、「買い物をする際に、どのような点に気をつければよいか」など、日々のお金の使い方に関する授業は行われていましたが、
●「病気や失業にどう備えればいいのか」
●「預貯金、生命保険、株式、債券、投資信託などの基本的な金融商品の特徴」
など、「将来、お金で悩んだり苦労したりしないために、どうやってお金を管理し、増やしていけばいいか」を、高校生のうちに学習することになっています。授業内容が変わったのは、国が「人々がお金を上手に増やして生きていくためにも、日本という国がもっと豊かになるためにも、1人ひとりが金融リテラシーをもっとしっかりと身につける必要がある」と考えたからでしょう。
なお、今年になって「高校生の金融教育がスタート」などのニュースが増えたのは、株や投資信託という具体的な金融商品についても学ぶようになったことが、投資文化を持たない日本でショッキングなことと受け止められたためと筆者は感じています。



















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