岸田政権の資産所得倍増計画に絶対に必要なもの 「つみたてNISA枠」を増やすだけでは不十分だ!

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ダービー、宝塚記念が終わり、わが国の競馬はローカル開催に移った。7月3日に福島競馬場で行われる、ラジオNIKKEI賞(G3)を予想してみたい。

率直に言って、この時期の3歳馬にハンデ戦(馬装具と騎手の体重の合計で差を付けること。弱いとされる馬ほど総重量が軽くなる)の重賞が必要なのかは少々疑問で、まだ客観的な能力選別のための番組設定でいいのではないかとも思う。

しかし、条件別に強い馬を選別して良い血統を残すことが競馬の一方の大目標だが、もう1つ、競馬には賭け自体の面白みの要素がある。ローカル競馬の開催のメインになるレースは、多くがハンデ戦だ。ここは割り切って楽しもう。

ラジオNIKKEI賞の本命はボーンディスウェイ

本命はボーンディスウェイだ。弥生賞ディープインパクト記念では1着のアスクビクターモア、2着ドウデュースと小差の競馬をしており、今回のメンバーでは明らかに力上位だろう。加えて、無理なく先行できる脚質はいかにも福島向きだ。このメンバーでは頭一つ抜けていそうだ。

ところが、ハンデキャッパーの評価はベジャールが斤量1キロ上の56キロだ。前走の毎日杯(2着)などの内容がプロ的に評価できるのだろう。確かに、タイムもいいし、動画で見たレース振りもいい。また、牡馬の55キロと56キロには大きな差が出ない場合が多い。ハンデ戦のセオリー(=最重量馬を重視せよ)に沿ってこの馬を対抗にとる。

3番手はグランディアとする。デビュー以来6戦掲示板を外していない(=5着以上)。こうした馬は過去のレースから推測される以上の実力を突然発揮する場合が少なくない。

以下、フェーングロッテン、ゴーゴーユタカ、サトノヘリオス、までを押さえとする。

(当記事は「会社四季報オンライン」にも掲載しています)

山崎 元 経済評論家

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やまざき はじめ / Hajime Yamazaki

1958年札幌市生まれ。東京大学経済学部卒業。経済評論家、楽天証券経済研究所客員研究員、株式会社マイベンチマーク代表(投資と投資教育のコンサルティング会社)と複数の肩書を持つ。三菱商事、野村投資信託、住友信託銀行、メリルリンチ証券など計12回の転職経験を生かし、お金の運用、経済一般、転職と自己啓発などの分野で活動中。著書に『超簡単 お金の運用術』(朝日新聞出版)『「投資バカ」につける薬』(講談社)『お金がふえるシンプルな考え方』(ダイヤモンド社)など著書多数。馬券戦略は馬連が基本。【2024年1月5日編集部追記】2024年1月1日、山崎元さんは逝去されました。心から哀悼の意を捧げ、ご冥福をお祈りします。

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