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「所得制限」で炎上、何とも貧弱な日本の育児支援 岸田政権は「子ども予算倍増」も財源論は曖昧だ

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61万人分の支給を打ち切り、14万人分の保育の受け皿とするーー。10月から始まる児童手当の制度変更が、波紋を呼んでいる。

今年10月の支給分から適用される児童手当の制度変更が、波紋を呼んでいる(写真:PIXTA)

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「令和4年10月支給分から、児童手当制度が一部変更されます」

都内に住む佐藤孝司さん(40代・仮名)は、届いた封筒を見て怒りが湧いた。派遣社員の妻と、小学生と保育園児の3人の子どもがいる佐藤さんの家庭には、これまで児童手当の特例給付が子ども1人当たり月5000円、年間18万円支給されていた。それが、10月支給分からゼロになるからだ。

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