有料会員限定

出生率低下も打撃!「年金制度」に漂う不安要素 年金

✎ 1 ✎ 2 ✎ 3 ✎ 4 ✎ 最新
拡大
縮小
新型コロナの影響による一段の少子化に懸念が強まっている(撮影:今井康一)

特集「新しい時代は拓かれるのか」の他の記事を読む

2022年は、20年の法改正で決まった年金制度の手直しが続々と施行される年だ。それをまとめたのが、下表である。

まず、繰り下げ受給の上限年齢が現行の70歳から75歳に引き上げられる。繰り下げ受給は、個人の自由選択によって年金の受給開始時期を標準年齢の65歳から遅らせることにより、年金財政に影響を与えることなく、年金額を増額できるもの。増額率は1カ月ごとに0.7%。これまで上限だった「70歳で1.42倍」が「75歳で1.84倍」へ引き上げられる。

関連記事
トピックボードAD
連載一覧
連載一覧はこちら
トレンドライブラリーAD
人気の動画
ヤマト、EC宅配増でも連続減益の悩ましい事情
ヤマト、EC宅配増でも連続減益の悩ましい事情
倒産急増か「外食ゾンビ企業」がついに迎える危機
倒産急増か「外食ゾンビ企業」がついに迎える危機
日本の「パワー半導体」に一石投じる新会社の誕生
日本の「パワー半導体」に一石投じる新会社の誕生
伊藤忠が「8時前出社」導入で出生率急上昇のナゼ
伊藤忠が「8時前出社」導入で出生率急上昇のナゼ
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
  • 新刊
  • ランキング
東洋経済education×ICT
有料会員登録のご案内