東大生明言「紙の手帳使うと学力が劇的向上」の訳 数字で具体的に目標を決めて行動を可視化する

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目標や自分のやっていることがぼやけているうちは、集中できないのです。だからこそおすすめなのは、目標の中に数字を入れて、行動を細分化するということです。

もっと具体的にいうと、勉強を始める時点で、最初に何を達成すれば目標がクリアできるのかという数値目標とそのために必要な所要時間を考えて勉強するのです。

例:『青チャート』のP10〜30を終わらせて、2次関数の基礎を理解する(40分)

あらかじめこんなふうに、自分の目標を手帳に書き上げておくのです。そしてそれを順番に1つひとつ達成していけばOK、というような形で勉強するわけですね。

よりしっかりと勉強に意識を向けられる

数字で具体的に目標を決めて行動を可視化し、「数学をやろう」「仕事をしよう」のようにぼんやりと考えて行動していたものが少なくなり、進捗が具体的に管理できるようになります。

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あとから振り返ることもしやすくなり、自分が勉強したことも整理できるようになります。

これからやることも、これまでやったことも、両方しっかりと見えるようになって、よりしっかりと勉強に意識を向けることができるようになるのです。

ということで、「具体的な行動の目標・細分化」=「可視化」を行うためのツールが手帳なのです。自分がどういう勉強を行うのか、細かく設定してみることで、勉強の質は変わってきます。だから東大生は紙の手帳を使っているんですね。

よければぜひ、参考にしてみてください!

西岡 壱誠 現役東大生・ドラゴン桜2編集担当

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にしおか いっせい / Issei Nishioka

1996年生まれ。偏差値35から東大を目指すも、現役・一浪と、2年連続で不合格。崖っぷちの状況で開発した「独学術」で偏差値70、東大模試で全国4位になり、東大合格を果たす。

そのノウハウを全国の学生や学校の教師たちに伝えるため、2020年に株式会社カルペ・ディエムを設立。全国の高校で高校生に思考法・勉強法を教えているほか、教師には指導法のコンサルティングを行っている。また、YouTubeチャンネル「スマホ学園」を運営、約1万人の登録者に勉強の楽しさを伝えている。

著書『東大読書』『東大作文』『東大思考』『東大独学』(いずれも東洋経済新報社)はシリーズ累計40万部のベストセラーになった。

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