「貧乏エリート」は円安が大チャンスだと思えない 財務省・学者・メディアの歪んだ「円高好き」

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22日の日曜日は3歳牝馬のクラシック競走第2弾「オークス」(東京競馬場第11レース、距離2400メートル、G1)が行われる。

ダービーと同じコース・距離なので、牡馬とのレベル比較の参考にもなるレースだ。今年は混戦模様のメンバーだ。2400メートルと全馬にとって初距離となるレースだが、2000メートルで好走したことがある馬を重視したい。

本命は福永祐一騎手を確保したエリカヴィータ

本命にはトライアルのフローラステークスを速い上がりタイムで差し切ったエリカヴィータを採る。週末の天候が不安定でもあり、馬場の読みがうまい福永祐一騎手を確保できたことは好材料だ。

対抗はアートハウスだ。前走の2000メートル戦の勝ちっぷりが良く、川田将雅(ゆうが)騎手が他の有力馬ではなくこの馬を選択したことに注目したい。

単穴は、単独で逃げられそうなパーソナルハイを抜擢する。ペースを落とせると粘り込みがありそうで、この馬の複勝、ワイド、3連複は狙い目ではないか。

以下、豪州から参戦している名手、ダミアン・レーン騎手が怖いスタニングローズ、桜花賞で上がりタイム一番のサークルオブライフ、東京競馬場で2勝しているプレサージュリフトを押さえる。

(当記事は「会社四季報オンライン」にも掲載しています)

山崎 元 経済評論家

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やまざき はじめ / Hajime Yamazaki

1958年札幌市生まれ。東京大学経済学部卒業。経済評論家、楽天証券経済研究所客員研究員、株式会社マイベンチマーク代表(投資と投資教育のコンサルティング会社)と複数の肩書を持つ。三菱商事、野村投資信託、住友信託銀行、メリルリンチ証券など計12回の転職経験を生かし、お金の運用、経済一般、転職と自己啓発などの分野で活動中。著書に『超簡単 お金の運用術』(朝日新聞出版)『「投資バカ」につける薬』(講談社)『お金がふえるシンプルな考え方』(ダイヤモンド社)など著書多数。馬券戦略は馬連が基本。【2024年1月5日編集部追記】2024年1月1日、山崎元さんは逝去されました。心から哀悼の意を捧げ、ご冥福をお祈りします。

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