「死んだ主を隠す人たち」に遂に出始めたほころび 漫画「大河への道」(第2話・後編)

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伊能忠敬の側近たちと幕府との仲介役・高橋景保は、伊能忠敬の死を隠すため偽装工作を続けていたが……
『大河への道』(小学館)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

千葉県香取市──。財政難の危機に瀕しているこの地方都市が編み出した地域振興策は、教科書にも載っている地元の偉人・伊能忠敬を題材にした大河ドラマを誘致することだった。

しかし、調べてみると衝撃の事実が発覚してしまう。

なんと、日本初の日本地図“大日本沿海輿地全図”、いわゆる伊能図が出来上がる3年前に伊能忠敬は亡くなっていたのだ。つまり、伊能忠敬は日本地図を作っていなかったーー?

現在、映画が絶賛公開中の『大河への道』。立川志の輔の名新作落語を完全コミカライズ。漫画『大河への道』(小学館)より一部抜粋してお届けします。

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