中国、公務員給与を31%以上引き上げ

汚職を防止、国内消費押し上げも

 1月20日、中国が公務員給与を少なくとも31%引き上げたことが、ロイターが閲覧した文書で明らかになった。写真は、中国の国旗、2014年撮影(2015年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[北京 20日 ロイター] - 中国が公務員給与を少なくとも31%引き上げたことが、ロイターが20日閲覧した文書で明らかになった。汚職を防止し、国内消費押し上げに向け、公務員の購買力を高める狙いがある。

国務院(内閣に相当)に配布された今月12日付の文書によると、一部の公務員の給与はほぼ3倍に増えることになる。2014年10月からの実施となっている。

中国は公務員の効率を高め、汚職を減らし、仕事の成果に責任を負うよう促すために、公務員の報酬の水準について改革を進めている。

人事社会保障省の胡暁義副大臣は19日に記者団に対し、国務院が公務員の基本給を調整することで合意したと明らかにしていた。同省は20日、取材に対してコメントを避けた。

同文書によると、公務員に対する補助金や成果報酬は凍結される。

一方、給与引き上げ後も全体的な水準は低くとどまる。

一般的な公務員の月給は最も低くて510元(82ドル)で、習近平国家主席を含む最高幹部の基本月給は5250元(845ドル)以上となっている。

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