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ピアニストになった26歳彼女の原動力は「楽しさ」 ショパン国際ピアノコンクール入賞・小林愛実

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同コンクールに出場すると決めてから、長い時間をかけショパンと真摯に向き合ってきた。偉大な作曲家の表現を追求するのは決して楽しいことばかりではなかったが、自身の成長につながる、かけがえのない財産になった。

(写真:赤松洋太)
小林さん:精神的にも体力的にもとてもハードな環境の中、集中を持続させ、自分の感情をコントロールし続けなければならない。
でも、人間ってそういう極地に立たされると、一気に成長できるんです。

これまでになく耳がよくなった感覚がありましたし、舞台の上でピアノを弾きながら、本当に集中できているのを感じました。

今回の4位入賞は純粋にうれしい反面、「もうちょっと行けたかな」という悔しい思いもある。ただ、すべては未来につながっていくという確信も得られた。

小林さん:これから音楽家としてやっていくスタート地点に立つことができたのが今回のショパンコンクール。この経験をまた新たな一歩にできたらいいなと思っています。

「演奏が好き」から「音楽を理解して弾くのが好き」へ

3歳からピアノを続けてきた小林さんを突き動かすものは、シンプルに「ピアノが楽しい」という気持ちだ。

小林さん:ピアノが好きじゃなくなったらやめると思いますけど、飽き性の私が23年も続けてますからね。

ほかに続けられていることって、コーヒーを毎日いれることくらいしかないです(笑)
(写真:赤松洋太)

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【18歳のときに初めて壁にぶつかった】

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