日本のDXがどれだけパッとしないか知ってますか 競争力64カ国中28位、特に冴えないワースト5項目

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判断の遅さが世界との差をどんどん広げる(写真:tiquitaca/PIXTA)
近年、日本でもDX(デジタルトランスフォーメーション)がビジネス用語として定着し、企業経営においてもデジタル活用の重要性が増しました。しかしDXがうまく行っている企業はかなり少ないと言われます。
日本のデジタル活用がうまくいっていないことは、世界的な調査でも明らかにされていました。『難しい話はもういいんでDXがうまくいく方法だけ教えてください』の著者、日淺光博氏が解説します。

デジタル競争力、日本は過去最低順位を更新

スイスの国際経営開発研究所(IMD)が毎年発表している、世界主要各国のデジタル競争力ランキングで、2021年に発表された日本の最新順位は前年から1つ下がって64カ国中28位と過去最低順位を更新しました。

なぜ、この順位なのかを知っていただくために、国際的に見て日本のデジタル競争力ランキングの足を引っ張っていると言える、ワースト5をご紹介していきます。

まず、IMDが発表するデジタル競争力ランキングがどのように順位付けをしているかをご説明しましょう。このランキングは52の詳細項目にそれぞれランキングを作成し、それを集計して総合ランキングに反映しています。そのため日本はどの項目の評価が高く、どの項目で評価が低いのかが一目瞭然です。残念ながら64カ国中最低評価の項目が複数ありました。

ランキングの詳細は次の図の通りです。

次ページIMDデジタル競争力ランキングの評価基準とは?
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