ヒロシ流!キャンプを100均グッズで楽しむ超秘訣 高価なキャンプギアは必ずしもなくて大丈夫

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──父親のブルーシートテントがかっこいいと思い、母親が作っていた茶色い弁当がおいしいと思っている。ヒロシさんのソロキャンプのスタイルはご両親譲り、といえるかもしれませんね。

いわれてみたら、たしかにそうですね。焚火会の中には高価なキャンプギアを買う人もいるんだけど、僕は今もあまり高いのは買わないです。基本、貧乏性なんでしょう。

あと、食事に使う道具も、商品豊富な100円ショップだと見つけやすいと思います。 飯盒に入るような折りたたみができるスプーンやフォークとか、焚き火調理で使う網やステンレス製の串なども売っています。一度、行ってみて、そこで買ったもので再度、日帰りソロキャンプをやってみたらいいんじゃないですか。

100円ショップのうまい使い方

──100円ショップ大手のダイソーに行ってみました。少し大きめの店舗に行ったのですが、ほぼなんでも売っていると思うくらい充実していました。挙げていただいたもの以外でも、ヒロシさんが持っているシェラカップ(食器や炊事に使える金属製のカップ)に近い形のステンレス製のボウルや、取っ手の部分が折りたためるステンレス製のマグカップがありました。夏に重宝しそうな発泡スチロール製のクーラーボックスや保冷剤も売られていました。

たためるウォーターバッグも売っていたでしょ? あれ、 僕も持っているんだけど、水を入れて凍らせて持っていけば、保冷剤にもなるし、溶けた水を飲み水や調理に使えるんですね。ウォーターバッグは使い終わったらたためるのがいいんですけど、買うのが嫌だったら2リットルのペットボトルに水を入れて凍らせて持っていくとかでもいいと思います。

実際、使ってみて、どうでしたか?

──500円メスティンで、焼き肉弁当を温めました。おかずをメスティンに移し替えて、ふたをして温めたら、15分ほどで完全に温まりました。固形燃料の残り時間を使って、冷めているご飯をメスティンのふたに乗せて温め直そうとしましたが、これはうまくいきませんでした。

おかずの上にご飯も一緒に入れて、ふたをして蒸し焼きにすれば、全部温まったかもしれないですね。

固形燃料1つで、お弁当のおかずを温めたところ、15分でおかずがほかほかになった

──あぁ!その手がありましたね。それと、その後、固形燃料でご飯を炊いたのですが、これもかんたんでした。無洗米を使って、人差し指の第一関節まで水を入れて、固形燃料が完全に消えるまで30分。その間、何もせずに見守っていただけです。出来上がって、15分ほど土の上で蒸らして完成。ちゃんとおいしく炊けていま した。

米炊きは、焚き火でやると難しいんだけど、固形燃料は、ちょうどいい火力なんでしょうね。あと、100円ショップでアルコールストーブも売っているんですけど、あれも2、30分ほど燃えているから、だいたいお米が炊けるくらいの燃焼時間ですよね。

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