ヒロシ流!キャンプを100均グッズで楽しむ超秘訣 高価なキャンプギアは必ずしもなくて大丈夫
100円ショップにはキャンプギアが充実
──まずはキャンプ専門店に行ってギアをそろえるべきですか?
それもいいんですけど、僕ならば、とりあえず100円ショップに行きます。僕がソロキャンプを始めたばかりの頃は、全然仕事がなかった時期です。専門店で高いキャンプギアを買うのには抵抗がありました。そんなときに利用していたのが100円ショップ。「これならキャンプに使えるかな?」と想像して100円ショップの店内を見て回るのはワクワクしましたよ。
今はキャンプブームもあって、100円ショップにもアウトドアコーナーができて、 グッズも充実しています。アウトドア専門店に行く前に、100円ショップでそろえられるものはそろえてしまうのも手なんです。次に、キャンプをするなら、どんなことがしたいですか?
──そうですね。カセットコンロは重たいしかさばったので、もっとコンパクトなもので調理してみたいです。
それならば、温泉旅館の鍋料理で丸型コンロと一緒に出てくる水色の固形燃料があるじゃないですか。100円ショップで数個入りのものが売っているんです。それ1つで1合の米が炊けるくらいになっているから、それでやってみるといいんじゃないですか。鍋を乗せる台になるゴトクも100円で売っていますよ。
それと、家の鍋が大きくて、持っていくのがしんどければ、今は100円ショップで一合分の飯盒(メスティン)がワンコイン(500円)で売られています。これは米を炊く以外に、煮炊き用にも使えます。
あとは、2000年代後半に、ダイソーの100円のスキレット(鋳物のフライパン)「100スキ」がキャンパーの間でひそかにブームになったんです。「100スキ」は僕も買いましたし、僕が所属するソロキャンプ芸人の集い「焚火会」でも買っている人がいました。