4月前半なのに東北で30℃超「夏の暑さ」になった訳 東北で全国初の真夏日、東京で今年初の夏日

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【4月12日の最高気温】

全国で夏日になった地点数は、4月10日と4月11日よりも多い421地点です。

青森では4月11日は27.6℃、4月12日は25.5℃を観測し、2日連続の夏日になりました。平年より10℃以上高く、7月並みです。青森も、桜が咲く前に夏の暑さが到来しました。

季節先取りの暑さになっている理由

沖縄より早く、東北で真夏日になったのはなぜでしょう。

今回の暑さの理由は、主に3つあります。

1つは、高気圧圏内で、よく晴れていたことです。

【4月11日の天気図】出所:weathermap

そして、上空に暖かい空気が流れ込んでいました。

【4月11日の上空の暖気】出典:weathermap

上空1500m付近では、日本の広い範囲が9℃以上、東北は12℃以上の空気に覆われていました。東北で高層の観測が行われている秋田の平年値は0℃以下なので、東北には平年より10℃以上も高い暖気が流れ込んでいたのです。

3つ目は、フェーン現象です。

(筆者作成)

フェーン現象によって、山を越えて風上(イラストの左側)よりも昇温した空気が風下(イラストの右側)に吹き下ろすことにより、風下で気温が上がります。

4月11日は、高気圧周辺の暖かい空気が西日本に流れこみました。

【4月11日の天気図(フェーン現象)】出典:weathermap

西日本の日本海側に山を越えた熱い風が吹き下ろし、豊岡(兵庫県)27.5℃、鳥取26.6℃など気温が高くなっています。

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