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ライフ #フランスから日本を語る

「猫を捨てる人」がフランスで激増した悲しい事情 コロナ禍で飼う人が増えたのは他国と一緒だが

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この協会では、約700人のボランティア調査員の情報網を通じて動物虐待を探し出し、その加害者を告発することも行っている。また動物虐待の温床でもある、さまざまな不正取引の監視などもしている。

くみ:SPAの大きなポスターはフランスに留学したての頃からよくメトロの構内などでも目にしてた。見本市用の大きなホールで定期的に行われている犬や猫の譲渡会の宣伝ポスター。そんなに古くからある組織だったのね!そんなきちんとした組織であれば、フランス全土の遺棄されたペットを一括して管理してくれるのはとてもありがたいね。

「外出理由になるから」と犬を購入

エマニュエル:だた、現在このSPAの保護施設はほぼ満杯で、新たな受け入れがなかなかできない状態で、これは発足以来初めてのことだそうだ。

では、なぜこんなに急にペットの引き取りが増えてしまったのか。それはもちろんコロナの影響だ。2020年、2021年でのロックダウン中に、結果や責任を深く考えることもなくペットを飼う人が増えてしまった。

家にこもっている間の孤独を少しでも紛らわせたいと考えたからだ。そのほかにも、ロックダウン中の外出は厳しく取り締まられている中、買い物、病院の診察や介護、通勤以外に犬の散歩が外出理由として許されていたことがある。このために、犬を飼うことを安易に決断した人が少なくはなかったと、保護施設の職員は言っている。

そして、ロックダウンが終了し、ひとたび夏が来てバカンスシーズンになると、途端にペットが邪魔になって捨ててしまう。このため、5月から8月にかけてのペットの引き取りが最も多い。また、コロナはペットと人との間でも感染するというニュースが流れたことで、感染を恐れてペットを手放す飼い主もいたそうだ。

くみ:聞いていて悲しくなるね。2020年の3月にロックダウンが始まった時、家にいる時間が大幅に増えたから、確かにペットがいたらいいなと思ったことはあった。犬ならまさに数少ない許可されていた公式の外出の口実になるしね。

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