配当を株価で割って計算する配当利回りの高い銘柄をランキングした。配当は来期の予想。今後の業績悪化などで予想が実現しない可能性もある。ここでは前期純利益が10億円以上という条件をつけて、財務や業績の安定した企業を選んだ。
1、2位には海運会社の商船三井、日本郵船が入った。ともに来期は減配だが利回りは8%台と高い。両社ともコンテナ船の市況高騰が続き、今期は過去最高益を更新する。来期もコンテナ船に加え、ばら積み船や自動車船が堅調で、純益は高水準が続きそうだ。株価は商船三井が2021年1月時点で3300円台、日本郵船が同2400円台だったのが、両社とも足元では1万円を超えている。
3位はマンション開発のフージャースホールディングス。シニア向けを軸に物件の引き渡しが1500戸超に拡大するうえ、新規に組成した私募REIT(不動産投資信託)向けの物件拠出も追い風となる。配当は今期の36円予想から来期47円へ増配が見込める。
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