就業不能保険と認知症保険は支払いや加入の条件緩和が進んできた。

(Fast&Slow / PIXTA)
病気やケガによる長期療養で働けなくなったときの収入減少に備えるのが、就業不能保険である。
個別商品を比較検討する前に押さえておきたいのが、会社員や公務員の健康保険で支給される傷病手当金。給料(標準報酬月額)の3分の2が最長1年6カ月間支給される。その公的保障では不安だったり不十分だったりする場合に、就業不能保険を考えればよい。
会社員と違い、自営業者やフリーランスが加入する国民健康保険は、傷病手当金の制度がない。万が一のセーフティーネットとして加入を考える人が多いとされる。
就業不能保険ランキングで1位となったSBI生命「働く人のたより」は、保険料の割安さでプロの支持を集めた。保険料は30代で月2000円前後。同様の保障内容の他社商品より200〜300円程度割安だ。毎月の給付金額を半額にし保険料を低くするハーフタイプもあり、傷病手当金がある会社員などにとってはこちらのほうが使い勝手がよいだろう。
トピックボードAD
有料会員限定記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら