有料会員限定

「地域医療で役立ちたい 目指すは100歳現役」 インタビュー/医学部に55歳で編入学 医師 水野隆史

✎ 1〜 ✎ 4 ✎ 5 ✎ 6 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

有料会員限定記事の印刷ページの表示は、有料会員登録が必要です。

はこちら

はこちら

縮小

 

十和田市立中央病院附属とわだ診療所所長・総合内科医師 水野隆史(みずの・たかし)1955年生まれ。78年東京大学農学部卒業、農林水産省入省。名古屋消費安全センター所長、農研機構企画部長などを歴任。2010年、金沢大学医学部に入学。15年から十和田市立中央病院勤務、20年4月から現職。

特集「40代50代からの資格と検定」の他の記事を読む

農林水産省の官僚だった水野隆史氏は50代で大学医学部に合格。66歳の現在は医師として地域医療の前線に立っている。

──50代で医師を志した理由は。

40代の終わりに、ある新聞記事を読んだ。55歳で医学部に入学し、当時64歳で研修医だった女性の記事で、その年齢からでも医師になれることを初めて知った。

もともと50歳を過ぎたら役所を辞め、違う仕事をしようと思っていた。じかに人と接し、人や社会の役に立てる医師はきっとやりがいがあると考え、勉強を始めた。

当時、大学既卒者を対象とした、3年次学士編入学のある医学部が40校ほどあり、筆記試験科目も英語と生命科学の2科目が大半だったので、それを目指すことに。

関連記事
トピックボードAD