農林水産省の官僚だった水野隆史氏は50代で大学医学部に合格。66歳の現在は医師として地域医療の前線に立っている。
──50代で医師を志した理由は。
40代の終わりに、ある新聞記事を読んだ。55歳で医学部に入学し、当時64歳で研修医だった女性の記事で、その年齢からでも医師になれることを初めて知った。
もともと50歳を過ぎたら役所を辞め、違う仕事をしようと思っていた。じかに人と接し、人や社会の役に立てる医師はきっとやりがいがあると考え、勉強を始めた。
当時、大学既卒者を対象とした、3年次学士編入学のある医学部が40校ほどあり、筆記試験科目も英語と生命科学の2科目が大半だったので、それを目指すことに。
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