金融や税制、不動産、住宅ローンなどの幅広い知識を持つ人気資格。
[ファイナンシャルプランナー…国家資格・名称独占資格]
家計に関する金融や税制、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金などの知識を有し、マネープランのアドバイスをする専門家がファイナンシャルプランナー(FP)だ。国家資格のFP技能士(1〜3級)と、日本ファイナンシャル・プランナーズ協会(日本FP協会)が認定するAFP資格とCFP資格がある。前者は3級から受検し、合格すると上級資格の受検資格を得られる。ただし、AFP認定研修の受講を修了、もしくは実務経験2年以上といった条件を満たすと2級からチャレンジすることができる。資格の有効期限はなく更新も不要だ。2021年度時点の累計取得者数は3級約41万人、2級約46万人、1級約2.1万人に上る。
AFPは、FP2級技能検定合格とAFP認定研修修了の条件を満たし、日本FP協会に登録すると付与される。CFPは国際基準となっており、所定の条件をクリアすると付与される。21年3月時点で、国内の取得者はAFP約16万人、CFP約2.3万人だ。FP技能士とは異なり、ともに2年ごとの資格更新において所定の継続教育が義務づけられている。
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