再配達防ぐ!マンション「置き配問題」解決の鍵 デベロッパーや、宅配大手、アマゾンも熱視線

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コロナ禍で置き配の利用が進む一方で、とある課題が浮かび上がってきた。

日本郵便の配達員がスマートロック「ビットキー」の実証実験を行っている様子。ビットキーの顔認証システムだと、配達員が荷物を持ったままでも共用エントランスを解錠できる(写真:記者撮影)

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佐川急便や日本郵便といった宅配大手は、今年に入ってから、スマートロック(電子錠)の実証実験に次々と乗り出している。

スマートロックは、オートロックマンションの共用エントランスや自宅のドアに取り付けられている専用端末に、スマートフォンをかざすだけで開錠することができる仕組みだ。顔認証システムと連携すれば、スマホを取り出さなくても、顔を専用端末に近づけるだけで開錠することができる。

宅配大手が注力する背景には、新型コロナウイルス禍での置き配の普及と、それに伴って浮かび上がってきた、とある課題がある。

宅配業者は、玄関ドアの前など、指定場所に荷物を置いて配達を完了する「置き配」のサービス展開を強化している。

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