アマゾン「物流のドン」退任が招く波紋 物流の自前化で「脱ヤマト依存」が加速

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アマゾンジャパンの物流トップが職務を離れる。日本の物流業者にとって決してひとごとではない。

ハヤシダ氏は2012年からアマゾンジャパンの物流部門を取り仕切ってきた(撮影:山内信也)

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2000年11月に日本へ上陸し、2020年度の売り上げが約2.2兆円まで拡大したアマゾンジャパン。事業拡大に不可欠な物流部門を長年率いてきたジェフ・ハヤシダ氏が、2021年7月末でその職務から離れることが東洋経済の取材でわかった。

ハヤシダ氏は2005年にアマゾンジャパンの物流部門のディレクターとして入社。2011年に同社の社長に就任し、翌年から物流部門を統括してきた。関係者によると、物流部門のナンバー2としてハヤシダ氏を支えてきた鹿妻明弘氏はすでに退職しているという。

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