初の2000万人超え――。これは今年9月単月における、フリマアプリ「メルカリ」の月間利用者数だ。2021年6月期の国内の流通総額は7845億円で、前期比25%以上の伸びを見せた。
取引が増えれば、それだけ荷物の量も増える。昨年1年間の全国での宅配便取扱個数50億個のうち、メルカリの荷物は5~10%を占めたという。
「増える物量に対する発送環境に、社会的責任を感じている」。メルカリでマーケティングなどを統括する野辺一也執行役員はそう話す。そこで10月28日、同社は新たに物流事業を担う子会社を設立。その名も「メルロジ」だ。
業界のベテラン人材を招聘
メルロジのCEOには野辺氏が就任。そしてCOO(最高執行責任者)には、物流業界のベテラン人材を呼び寄せた。
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読み頂けます。
ログイン(会員の方はこちら)
無料会員登録
登録は簡単3ステップ
東洋経済のオリジナル記事1,000本以上が読み放題
おすすめ情報をメルマガでお届け
トピックボードAD
有料会員限定記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら