拡大が続くネット通販市場。宅配需要を取り込もうと物流業者がしのぎを削る。中でも勢いづくのが王者ヤマトだ。
宅配便首位のヤマト運輸と大手EC(ネット通販)事業者のヤフーが発表した物流サービスが業界に波紋を呼んでいる。
首都圏のある運送企業の経営者は「配送料の数字を見たときは衝撃を受けた。あのヤマトがここまで安くするのか」と苦々しい表情でそう口にした。
今年3月、ヤマトとヤフーが「Yahoo!ショッピング」や「PayPay(ペイペイ)モール」出店者向けの配送サービスをリニューアルし、「全国一律」で破格の料金を打ち出したからだ。
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読み頂けます。
ログイン(会員の方はこちら)
無料会員登録
登録は簡単3ステップ
東洋経済のオリジナル記事1,000本以上が読み放題
おすすめ情報をメルマガでお届け
トピックボードAD
有料会員限定記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら