高学歴・高収入。誰もが憧れる総合商社だが、組織が変わる中で若手にもベテランにも不満の声が。
勝ち組会社員の象徴──。毎年、就職先人気ランキングの上位を占めるのが総合商社だ。しかし、内情を聞いてみると現在の職場環境に不満の声は少なくない。ベテランと若手、元社員に本音を打ち明けてもらった。(個別取材を座談会形式で構成)
[参加者PROFILE]
Aさん(50代男性)…若い頃は猛烈営業をしていたが、名ばかり管理職に
Bさん(50代男性)…非財閥系勤務で国内子会社に出向中、体育会出身
Cさん(30代女性)…財閥系の金融部門で勤務したが、結婚を機に転職
Dさん(20代女性)…営業を希望して入社するも、バックオフィスに配属
Eさん(20代男性)…海外を飛び回る姿に憧れ財閥系に入社するも、国内事業に従事
──商社での経歴を簡単に聞かせてください。
A 昔は鉄鋼部門で営業などをしていた。現在は名ばかり管理職として、年下の上司の下で投融資のリスク管理などをしている。
B 入社以来モビリティ部門で働いてきた。海外勤務が長く、事業管理などをしていた。今は国内の子会社に出向している。
この記事は有料会員限定です。
東洋経済オンライン有料会員にご登録いただくと、有料会員限定記事を含むすべての記事と、『週刊東洋経済』電子版をお読みいただけます。
- 有料会員限定記事を含むすべての記事が読める
- 『週刊東洋経済』電子版の最新号とバックナンバーが読み放題
- 有料会員限定メールマガジンをお届け
- 各種イベント・セミナーご優待
無料会員登録はこちら
ログインはこちら