商社の採用に出身大学は関係あるのか。各社の人事担当者にいわゆる学歴フィルターの存在について尋ねると、「いっさいない」「人物本位の採用」と口をそろえる。
一方、2020年の5大商社への大学別就職実績(大学通信の調査)を見ていくと、慶応大学卒が合計125人、早稲田大学卒が100人、東京大学卒が66人と並ぶ。ちなみに11年からの過去10年間のデータを確認するとすべてで慶大が1位。次いで早大、東大というのがお定まりのようだ(11年のみ東大が2位で早大が3位)。

國分文也前社長(現会長)まで3代連続で社長が慶大出身だった丸紅では、「年に1度、経営幹部も出席する慶大出身者だけの飲み会が開かれる。不参加でも会費を支払わされるため半ば強制参加」(丸紅社員)。一方で学閥づくりは御法度の商社もある。
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