有料会員限定

“新日常"を生き抜く英語 コロナ時代の英語術1 |ビジネスに効く心得とコツ

✎ 1〜 ✎ 8 ✎ 9 ✎ 10 ✎ 最新
拡大
縮小
(Princess Anmitsu_PIXTA)

特集「コロナ時代の新教養」の他の記事を読む

週刊東洋経済 2020年8/8・15合併号
書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします。

「非対面になって英語のハードルが以前より上がった」。普段から仕事で英語を使うビジネスパーソンに聞いてみると、こんな答えが返ってくる。新型コロナウイルスを機に広がった非対面でのコミュニケーションでは、なぜ英語に苦労するのだろうか。またコロナ後にも続くとみられる非対面の時代に、どのように備え英語力を磨けばよいのか。“新日常”で意識したいビジネス英語の注意点と学習のコツを紹介したい。

非言語情報が少ない

まず非対面の英語コミュニケーションでの注意点から始めよう。

①視覚情報に頼れない

「メラビアンの法則」をご存じだろうか。米カリフォルニア大学ロサンゼルス校の心理学者であるアルバート・メラビアン教授が提唱した、コミュニケーションの考えだ。他人の感情や気持ちを受け取る際に、言語、聴覚、視覚のどの情報に頼っているかを明らかにしたものだ。実験の結果によると、言語が7%、聴覚が38%、視覚が55%だった。つまりコミュニケーション時には視覚情報に最も頼っていることがわかる。

関連記事
トピックボードAD
連載一覧
連載一覧はこちら
トレンドライブラリーAD
人気の動画
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
特集インデックス
コロナ時代の新教養
教養としてのSF小説
「既成概念への疑義」を読む
読書|新しい社会のヒント
読書|人間と環境のあり方とは?
読書|リアル書店で出合った本
Part3 最強読書|本で教養を身に付けよ
写真のリサイズソフトを作ろう
エクセルVBAで業務効率化
コロナ時代の英語術2| オンラインサービス活用法
コロナ時代の英語術1 |ビジネスに効く心得とコツ
3つのチェックポイントで読み解く
インフォデミックを乗り越えろ
代表的なオンライン学習サービス
Part2 独学習慣|オンラインで学ぼう
アフターコロナの岐路
70人の経営者・スペシャリストが語る
第9講 人間関係|ゴリラに学ぶコミュニケーション
第8講 社会|新自由主義が終焉
第7講 宗教|問い直される存在意義
不安や疑問に応える
第6講 哲学|コロナ時代を思索する
第5講 経営|ビジネスリーダーの心得
第4講 歴史|疫病史観の知見
第3講 政治・経済| 生きるために『資本論』を読め
第1講 概論|教養を手に入れ世界を回す
本で得た知識は生きる
第2講 読書|ステイホームの今こそ読書を
コロナ時代を生きる術
Part1 集中講義
コロナ時代の新教養
激変する時代を生き抜く武器を身に付けよう
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT
有料法人プランのご案内