考えるだけでモノを動かせる時代へ!

ミチオ・カク氏が語る未来世界(後編)

理論物理学者のミチオ・カク氏(写真:NHK)

NHKスペシャル「NEXT WORLD 私たちの未来」(NHK総合。5回シリーズ。第1回は1月3日〈土〉午後7時30分~8時43分放送)。人工知能が人間の知能を上回るとされる2045年の生活について、前回に引き続き、番組に出演する理論物理学者のミチオ・カク氏の話をお届けする。そこからは劇的に一変する未来の生活とともに、“ネクストワールド”で必要なテクノロジーへの向き合い方が見えてきた。

※第1話:2045年はスゴイことになっている!

※第2話:寿命が100歳!?理論物理学者が語る未来

コンピュータと人間が同化、考えるだけで物が動かせる!

従来の概念でいうコンピュータとは、文書を作成したり、人とコミュニケーションを取ったりと、受け身の道具でした。しかし今は、コンピュータと同化する時代が到来しています。私たちの能力を強化するために、コンピュータと同化するのです。

たとえば、脳をコンピュータにつなぐことで、その人の能力を強化することができるのです。テレパシー(読心術)や念力、記憶を記録したり、記憶をアップロードしたりすることもできるようになるでしょう。それに、考えるだけで物を動かすこともできるようになります。部屋に入って考えるだけで明かりをつけたり、テレビをつけたり、ネットに接続したり、映画のチケットや旅行を手配できるようになるのです。

それは、脳が何千ものコンピュータチップを操作できるようになったときに可能になることです。

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