寿命は100歳へ!理論物理学者が語る近未来

ミチオ・カク氏が語る未来世界(前編)

理論物理学者のミチオ・カク氏(写真:NHK)

科学やテクノロジーの進展により、人工知能が人間の知能を上回るのが今から30年後の2045年といわれている。そのとき、私たちの生活はどう変わるのだろうか――。2015年1月3日(土)から放送予定のNHKスペシャル「NEXT WORLD 私たちの未来」(5回シリーズ)に出演する、世界的に著名な理論物理学者のミチオ・カク氏に語っていただいた。

2045年から「黄金時代」が始まる!

コンピュータの能力は18カ月ごとに倍増するといわれています。すると大体2045年までには、コンピュータチップは人間の知能に近づいていき、凌駕さえするかもしれません。これによって「黄金時代」が始まる可能性があります。

その頃にはコンピュータの値段は1円程度になっているはずです。コンピュータは私たちの健康状態をモニタリングして、充実した長い人生が送れるようにしてくれるし、人生の不和・苛立ち・不確実さなどを排除してくれるでしょう。また私たちはバーチャルリアリティの世界に飛び込めるようにもなり、人生を楽しめるようになっているのではないでしょうか。それがつまり「黄金時代」を生きるということです。この「黄金時代」は、「シンギュラリティ」と呼ばれています。

次ページ大きな革命の時が迫っている
人気記事
トピックボードAD
  • Amazon週間ビジネス・経済書ランキング
  • Tリーグ成功への道のり
  • 就職四季報プラスワン
  • ワインの常識10
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
トヨタとソフトバンク<br>入り乱れる異業種連携

「モビリティサービス会社に変わる」宣言をしたトヨタ自動車が、常に先を行くソフトバンクに頭を下げた。世界企業の合従連衡を1枚で表した「自動車・IT業界地図」に崩れる垣根が一目瞭然。