航空、総合商社、メーカー──。4月中旬に発表された就職希望企業ランキング(記事下表・ディスコ調べ)。そのトップ10には、毎年常連の人気企業が名を連ねた。しかし、そこに3大メガバンク(三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほフィナンシャルグループ)の名は、三菱UFJ(4位)のみ。残る2社はトップ10から陥落し、みずほに至っては前年の首位から18位へ急落した。
就職先として、時代を問わずトップクラスの人気を誇ってきた銀行は今、就活生の目にどう映っているのか。昨年就職活動を終えたばかりの新社会人も交え、本音を語ってもらった(取材を基に座談会形式で構成しました)。
──就活における銀行の志望度と、その理由は。
Aさん メガバンクの総合職が第1志望だった。経営者と対話ができ、自己成長を期待できる。企業の挑戦を支えるうえで、銀行ほど強いものはないことが主な理由。
Bさん 祖父も父も銀行員。それが大きかったと思う。ただ、友人や家族と離れるのが嫌で、とにかく全国転勤したくなかった。法人営業には興味がなく、出世にもまったく関心がないので、エリア総合職を志望した。
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