「食える子」を育てる 21世紀の読み・書き・そろばん

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2020年度の大学入試改革により、学力中心の教育は時代遅れとなりそうだ。21世紀に〝食える子〟をどう育てるか。

(本誌:許斐健太、杉本りうこ、猪澤顕明、平松さわみ、又吉龍吾、渡辺拓未)
写真:ロボット作りとプログラミングを学べるLITALICOワンダー。誰もが一心不乱に打ち込んでいた

[ポイント1]
2020年度は教育界の「関ヶ原」になる。「学力」と「考える力」の2つの価値観のうち、どちらをより重視するかで教育界は激しくせめぎ合ってきた

[ポイント2]
詰めこみ教育から「ゆとり教育」へ、学力低下論争をへて「脱ゆとり」へ。その果てに20年度に起こるのは、考える力への回帰という大どんでん返しだ

[ポイント3]
冷ややかな見方もあるが、過去との違いは大学入試にメスが入ること。センター試験廃止などの大学入試改革と小・中・高校の学習指導要領改訂が動き出す

 

「よし、できた! 動かしてみよう」。東京・渋谷にある子ども向けの教室「LITALICO(リタリコ)ワンダー」は、少年たちの静かな熱気に満ちていた。この教室では、ロボットをめいめいが組み立て、それを動かすプログラムも自ら作る。いうなれば、IoT(モノのインターネット)時代の工作教室だ(上写真)。

リタリコのようにプログラミング言語や基礎的な工学などを学べる理系教室が今、親たちから熱い視線を集めている。「次に何かやるなら絶対にプログラミング」。そう話すのは、東京都内に住む母親。5年生の長男は水泳と野球、英会話、学習塾に通っており、時間の捻出は難しい。それでもプログラミングが気になるのは「将来、役に立ちそうだから」。

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