竹内薫氏は『99.9%は仮説』などのベストセラーで知られるサイエンス作家だが、2016年春からは小学校レベルの民間学校「YESインターナショナル」代表という顔も持つ。日本語・英語に加え、STEM教育としてプログラミング言語も教える「トライリンガル教育」を提供するユニークなこの小学校で、竹内氏が目指すこととは。
──なぜ学校創設を思い立ったのか。
きっかけは自分の娘を通わせたいと思う小学校がなかったことだ。今の小学校の授業は、先生によって大きくレベルが異なる。多くの小学校では、英語を学んでも話せるようにならない。算数の授業では、生徒の考え方よりも正しい解を書けるかが重視される。プログラミングの授業を受けたいと思っても、教えられる先生がどれだけいるかは疑問だ。同様の不安を持つ親が周囲にもおり、それなら自分で学校を作ろうと考えた。
15年後の社会を生きる力
──どんな教育方針なのか。
今の子どもが大人になる15年後、社会は大きく変わっている。その時代に必要な生きる力を育てるのが教育方針だ。
この記事は有料会員限定です。
ログイン(会員の方はこちら)
有料会員登録
東洋経済オンライン有料会員にご登録頂くと、週刊東洋経済のバックナンバーやオリジナル記事などが読み放題でご利用頂けます。
- 週刊東洋経済のバックナンバー(PDF版)約1,000冊が読み放題
- 東洋経済のオリジナル記事1,000本以上が読み放題
- おすすめ情報をメルマガでお届け
- 限定セミナーにご招待
トピックボードAD
有料会員限定記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら