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気になる超難関校OBの「その後」 開成・灘卒業生の追跡調査でわかった

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荒波のように押し寄せる時代の変化をものともせず、頼りがいのある大きな存在として「超進学校卒業生」を見ている人はどれぐらいいるだろうか。

従来、日本では偏差値テストで結果を出してきた超進学校OBに否定的なイメージが付きまとった。「頭でっかち」「人間関係が不得手」「打たれ弱い」といったものだ。こうした評価がどれほど妥当か。この問いを検討する意図を含め、2013〜14年に超進学校卒業生に対する質問紙調査を試みた(リクルートワークス研究所との共同プロジェクト)。

調査対象は、東西を代表する超進学校、開成と灘の卒業生。超難関校への入学を勝ち取った者が、社会に出てどのような働き方をしているのかを調べた。なお、比較対象として、同時期に首都圏の高校を卒業した大卒男子(以下、一般大卒)にも同様の調査を実施した。

調査結果から見えたのは、何より開成・灘卒業生たちが順当なキャリアを歩んでいることだ。その多くは、医師をはじめとする専門職に就いているか、企業でも「大企業」「金融」「企画」といった華やかな職場で働いている。企業勤務者の多くは役職が高く(部長職以上の者が50%、一般大卒は23%)、平均年収も1404万円と一般大卒企業勤務者の782万円とは大差がついた。加えて、どの職業に就いていようが、8〜9割が仕事に高い満足感と成長感を抱いている傾向が印象的である。

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