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もう始まっている「食える力」を鍛える授業 21世紀に変貌する読み・書き・そろばん

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志の醸成や科学の知識、ロボット操作…これが21世紀の必須能力だ。

[ポイント1]
自ら考え、道を切り開く力を育む教育とはいかなるものか。奈良市立一条高校では、たとえば高齢者の運転免許自主返納など、答えのない社会問題を議論する

[ポイント2]
文部科学省が目指すアクティブラーニングとは、このように生徒が能動的・主体的に授業参加できる学習法のこと。2020年度から小・中・高校に順次導入される

[ポイント3]
米国名門大学では、学力に加えて学ぶ意欲が重要な審査項目で、合否を左右する。日本でも職業体験などを通じて生徒の意欲への「着火」を目指す塾が出てきた

 

座学で学ぶ知識の量では、産業構造や社会制度が激変する21世紀を生き抜けない。この危機感は親たちに共通だろう。では、自ら考え、まだない道を切り開く能力は、どのような教育で育めるのか。次世代型の学びに取り組む学校・塾の最前線をリポートする。

奈良市立 一条高校
「よのなか科」で考える

「60〜74歳の人はほとんど運転免許を返納していません。免許には取得条件があっても、返納条件はないのです」

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