いるいる! 話し合いを「空転」させる、こんな人 8種の「モンスター」傾向と対策〈第2回〉
会社、サークル、友人、家族――さまざまな場面で行われる「話し合い」。終始和やかに、みんなの総意で結論が出ればストレスはかからないが、実際には、「困った人」のおかげで紛糾し、みんなの時間が無駄になってしまうことも少なくない。そんな経験を持っている人、けっこう多いのではないだろうか。
そこで、新刊『東大生が書いた 議論する力を鍛えるディスカッションノート』を上梓した東大ケーススタディ研究会の吉田雅裕氏に、話し合いをぶち壊す「モンスター」の8つの類型とその対策を、2回に分けて紹介してもらおう。第2回目の今回は、「評論家」「演説屋」「カタカナ星人」「ゆるキャラ」「お地蔵さん」について解説する。
前回は、3つのタイプ(「デストロイヤー」「眠れる船長」「ロジックオタク」)の「モンスター」をご紹介しました。いずれも、皆さまが1度はどこかででくわしたような、ありがちな「困った人」だと思われます。
今回は、残りの5タイプを一挙に解説していきます。中には「これを『モンスター』というのは、言い過ぎでは……」と思われるケースもあるかもしれません。
ですが、前回から強調していますように、誰もが「モンスター」になる可能性があるわけです。バカにするのではなく、「人のふり見てわがふり直せ」の精神で読んでいただければ幸いです。
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