必ずしも「独学で難関試験突破は無理」ではない訳 「人間の意志は弱い」に向き合うのが成功のカギ

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独学で試験に合格するのは難しいというイメージがありますが、実はうまくいくコツがあるようです(写真:IYO/PIXTA)
読売新聞社記者などを経て、働きながら独学で司法書士試験、公認会計士試験に合格した石動龍氏による連載「あらゆるスキマ時間で集中学習! 無駄ゼロ独学術」。エンターテインメントコンテンツのポータルサイト「アルファポリス」とのコラボにより一部をお届けする。

資格試験や大学受験において、予備校や専門学校に頼らず1人で勉強するのはうまくいかないものです。いわゆる「独学」は難しいといわれます。とくに、公認会計士試験や税理士試験などの難関国家資格試験であれば、受験者の大半が専門学校に通います。

アルファポリスビジネス(運営:アルファポリス)の提供記事です

先に断言しますが、独学で失敗するのは当然です。チャレンジした人はほぼすべて挫折します。その理由は「人間の意志は弱い」からです。

ただし、人間の意志は弱いという事実を受け入れ、その弱さに向き合うことで、独学の成功率を高めることができます。

まずは人間の意志の弱さに向き合うこと

この連載では、意志が弱く、特別な才能がなく、勉強する時間さえ満足に取れなかった私が、司法書士や公認会計士といった難関資格を短期間のうち取得していった方法について、その心構えから具体的なノウハウにいたるまでを解説していきたいと思います。

少しだけ私について書かせてください。

私は、2013年に司法書士試験、2014年に公認会計士試験に合格しました。どちらも正社員としてフルタイムで働きながら勉強し、専門学校には行きませんでした。大卒資格は持っていましたが、2015年にはセンター試験を受けなおし、東北大学に再入学しました。どれも独学です。

受験したスケジュールはこうでした。
2012年7月 司法書士試験 ×
2013年7月 司法書士試験 〇
2013年12月 公認会計士 短答式試験 ×
2014年5月 公認会計士 短答式試験 〇
2014年8月 公認会計士 論文式試験 〇
2015年1月 センター試験
2015年2月 東北大学 二次試験 〇
※×が不合格、〇が合格を示しています。

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