新ノア&ヴォクシー、アトレー車中泊仕様を急ぐ訳 キャンピングカーメーカーが新型車に注目する

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Miniature Cruise(ミニチュアクルーズ)のベッド(筆者撮影)

ベッドサイズは、最大で長さ1820mm×幅1010(後方部)~1240mm(前方部)。フルフラットや片側ベッド展開も可能なうえ、21段階のリクライニング機能も持つことで、ユーザーの好みに合わせた角度設定ができる。また、シンクには、野外でも使用できる伸縮式ヘッド付きシャワーも装備。85Ahサブバッテリーなどの採用で、3連LED照明のほか、オプションの15.6インチ液晶TVなどの使用も可能だ。

ほかにも高い耐荷重性を誇り、食事からデスクワークまで幅広く対応する跳ね上げ式テーブルを装備。オプションには、ベッド下に設置し、キャンプ用具などを入れられるリアスライドアウト式収納庫なども用意し、高い拡張性を誇る。同じくオプションのテーブルを荷室後部にセットすれば、野外での食事などにも便利だ。

価格(税込み)は、273万3500円~299万7500円だ。

ポータブルバッテリー搭載のマリナRV新型アトレー

マリナRVが手がけた「CabinⅡMini BASE(キャビン2ミニ ベース)」のアトレー仕様(筆者撮影)

滋賀県の「マリナRV」でも、同社ブランド「CabinⅡMini BASE(キャビン2ミニ ベース)」のアトレー仕様を出展した。このモデルの特徴は、一般的なキャンピングカーで搭載例が多いサブバッテリーの代わりに、持ち運び可能なポータブルバッテリーを装備していること(オプション設定)。これにより、室内でエンジン停止状態でも家電製品などが使えるほか、災害時などには野外や自宅などに持ち出して、非常用電源としても役立つ。

搭載するポータブルバッテリー(筆者撮影)

採用するポータブルバッテリーは、JACKERY(ジャクリ)製で、容量は1000W。標準装備する正弦波インバーターにより走行充電が可能なほか、オプションの150Wソーラーパネルも装備すれば、ダブル充電も可能。16インチ液晶TVやLED照明、冷蔵庫など、さまざまな機器の電力源として活躍する。

【2022年3月12日16時25分 追記】記事初出時、記述に誤りがあったため上記のように修正しました。

室内の様子(筆者撮影)

また、対面ダイネットにもなるベッドマットは、最大で長さ1900mm×幅1250mmの広さを確保し、大人2名の就寝が可能だ。さらにマット下には、床下収納スペースも確保することで、優れた積載性も実現する。

価格(税込み)は、ベース車が上級グレードRSの場合で、264万円~279万4000円だ。

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