広瀬アリス「泥くさい仕事が合っている」と語る訳 がむしゃらに働くことを選んだ20代の仕事論
そんな売れっ子俳優の仕事論。それは、彼女の人柄同様どこまでも素直で、そして意外なほどに泥くさいものだった。
大九監督のおかげで「よろい」を外して演じられた
広瀬さんが主演を務めるドラマ『失恋めし』が、現在Amazonプライム・ビデオで独占配信中だ。演じるのは、イラストレーターのキミマルミキ。連載中のエッセー漫画『失恋めし』のネタを求めて、彼女は今日も街を歩く。
見ているだけでよだれが出るような「失恋めし」と、そのゆるい世界観に心が満たされるほっこりドラマだ。
広瀬さん:あの世界観は、大九(明子)監督あってのものです。監督は、演じる人のクセやミスをそのままお芝居に生かしてくださるんです。
例えば焼き鳥を食べるシーンで、串から焼き鳥が抜けなくて困っているのも、風でボサボサになった髪の毛を直しながらせりふを言ってるところもそのまま使われていました。
おかげで私も変なよろいみたいなものがとれたというか。うまくやろう、きれいにやろうとするのではなく、つくりこまずにあの世界観に入っていくことができました。
例えば焼き鳥を食べるシーンで、串から焼き鳥が抜けなくて困っているのも、風でボサボサになった髪の毛を直しながらせりふを言ってるところもそのまま使われていました。
おかげで私も変なよろいみたいなものがとれたというか。うまくやろう、きれいにやろうとするのではなく、つくりこまずにあの世界観に入っていくことができました。
大九監督といえば、『勝手にふるえてろ』『私をくいとめて』など女性映画の名手。広瀬さんも大九監督とタッグを組むことで、新しい扉を開くことができたという。
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