医師と弁護士の「働き方」に未来はあるか? 弁護士ドットコム×メドピア 社長対談(第2回)
※前回記事:「続々上場!弁護士、医師がなぜベンチャー?」はこちら
なぜ弁護士が有料でネット登録?
石見:メドピアは、医師であればすべて無料でサービス利用できる仕組みになっています。弁護士ドットコムは、弁護士さんが使用料を払うのですか?
元榮:はい、今、収益方法に3つの柱があり、ひとつが弁護士課金。もうひとつはユーザー課金。そして広告です。弁護士ドットコムを運営して8年間、弁護士さんから1円ももらわずにやってきたのですが、効果的にユーザーとつながるためのプランとして、昨年(2013年)の5月から弁護士の有料プランを始めました。
石見:利用したい弁護士は、全員会員になるのですか。有料会員弁護士だけが大きく表示されて、優先的に紹介されやすくなっているとか?
元榮:「食べログ」が無料店舗会員と有料店舗会員の2階建てになっているのと同じように、無料弁護士と有料弁護士に分かれています。有料弁護士は得意分野ページというものを持てる。弁護士にはそれぞれ得意分野があるので、本当はそれに関する依頼を集中的に受けたいのです。あとは検索結果の上位表示です。
石見:なるほど。弁護士ドットコムは競合のサイトがないから、有料会員が増えるでしょうね。
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