「肉食系」コンビニ飯が闘争心に火をつける! テストステロン値を効果的に上げる方法は?

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「コンビニ飯は不健康!」「コンビニ飯が続くと罪悪感が……」とあきらめてしまっている方、印象だけで決めつけてはもったいない! この連載ではシニア野菜ソムリエの丸田みわ子氏が、毎回テーマに沿ってコンビニ飯の上手な選び方を紹介します。今日は仕事にも恋愛にも意欲が出ない、という「草食系」のあなたへ。
何に対しても意欲満々!そんな「肉食力」を身につけるコンビニ飯は?(写真:アフロ)

最近、若い世代に「草食系」と呼ばれるビジネスパーソンが急増中ですね。特に恋愛に対して奥手な男性を指して言われるフレーズですが、仕事に対する姿勢も同じです。業種や職種にもよりますが、狩猟本能むき出しの「肉食系」のほうが、仕事もバリバリできるイメージがあるのではないでしょうか。

こういった仕事に対するやる気、闘争心を大きく左右するのが、男性ホルモンの一種である「テストステロン」。スイスの経済学者、エルンスト・フェール氏が行った『社会的地位仮説』という研究では、テストステロン値が高い人ほど出世しようと努力する傾向が高く、そのためにムダな対立を避け、周囲に公平に接するという建設的な面を持ち合わせることがわかっています。

カギは動物性タンパク質

テストステロン値は、30代を境に自然と下がっていきますが、中には70代でも30代並みの値を保っている人もいます。そしてそういった「肉食系」ビジネスパーソンは、実際に「肉」を好んで食べる人が多いようです。

これには「肉より魚介類のほうが好き」というケースも含まれますが、残念ながらベジタリアンや、3度の食事よりスイーツが好きという「スイーツ男子」だと、テストステロン値が低くなる傾向にあります。

それもそのはず、テストステロン値を高めるには、動物性タンパク質を摂取することが重要なのです。豆腐などの大豆製品にもタンパク質が含まれますが、これは植物性。動物性タンパク質ほどには体への吸収がよくないうえ、糖質も少し含むので、テストステロン値を上げるほどのタンパク質量にはならないのです。一方、植物性タンパク質は動物性タンパク質と一緒に摂ると吸収がよくなるので、摂り方を工夫する手はあるでしょう。

「食事代わりにスイーツを食べるほど甘いものが大好き!」という人も、糖質過多には要注意です。低血糖を起こしてしまうと、前回記事で触れたとおり、食後に長く続く睡魔や、イライラを引き起こしかねません。

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